クリーニングは不要? 自宅でできる事務服の洗い方

仕事で毎日着用する事務服。清潔に保ちたいと思いながらも、どうやって自分でお手入れしたらいいのかわからない…。
そんな疑問を解消するため、スタイルイストがおすすめする事務服の洗い方や、洗濯の際に注目すべき点などをご紹介します。

クリーニングは不要? 自宅でできる事務服の洗い方

スタイルイストがおすすめする洗い方をお教えします!

事務服を洗うなら、できるだけダメージが少ない方法で洗いたいもの。生地にやさしい洗い方でお手入れをすれば、事務服をきれいに長持ちさせることができます。
ここでは、長年事務服を取り扱ってきたスタイルイストがおすすめする、基本的な洗い方の手順とポイントをご紹介します。

【手順】
①品質表示を見て扱い方をチェックする
②洗濯機の場合は「手洗い(ウール)コース」か「弱水流」を選ぶ
③手洗いの場合はやさしく押し洗いした後、脱水する
④洗い終わったらすぐに陰干しする
⑤仕上げにアイロンをかける

【ポイント】
・洗濯機で洗う時は一枚ずつネットに入れる
・蛍光剤が入っている洗剤は避け、中性洗剤を使う
・生地を傷めてしまう可能性があるため柔軟剤の使用は避ける
・脱水を行うのは短時間にする
・アイロンをかける時はあて布をする

洗い方のポイントを押さえておくだけでも、洗濯の際に事務服にかかるダメージを軽減することができます。

ホームクリーニングの手順

スタイルイストの事務服はほぼすべてホームクリーニングOK!

スタイルイストで「家庭洗濯」「ホームクリーニング」と表示されているものは、
自宅での洗濯が可能です。スタイルイストの製品には、ほぼすべてにこの表示があります。

■丈夫な素材と接着強度の高い芯で試験をクリア

ホームクリーニングを可能としている理由のひとつが、耐久力の高い素材です。スタイルイストの製品に使用されている素材は、公的機関で試験を行っていますが、一般的な衣料の基準値よりも高い基準値を設定し、それをクリアしています。

ふたつめの理由は、接着芯をはじめとする副資材です。接着芯とは、製品の襟や袖口などの内側に貼られており、型崩れを防いで美しい形を維持したり、生地を補強したりするために重要な役割を持っています。スタイルイストの製品は、洗濯しても剥がれにくい着強度が高い接着芯を使用しています。

これらの素材と副資材で作られた事務服は、製品化される前に社員が着用し、洗濯して問題がないかどうかを確認します。着用と洗濯を繰り返し、問題なかったものが正式に製品となるのです。

優れた耐久力を持ち、着用試験に合格することで、ホームクリーニング可能な事務服が生まれる。これがスタイルイストの製品のヒミツです。

    

事務服イメージ

  
■新しい取扱表示記号はこちら

スタイルイストの製品はほぼすべてホームクリーニングOKとなっていますが、取り扱い方法を確認せず洗ってしまうと、生地が傷んだり風合いが変わったりしてしまいます。
また、上記で紹介した洗い方の手順やポイントもあくまで基本的な方法なので、製品によっては取り扱い方が変わってくる場合もあります。
洗い方は服によって異なるので、洗濯の際には取扱表示記号を見るようにしましょう。
取扱表示記号は、服の内側についているタグで確認することができます。
取扱表示記号を見れば、洗い方の他にも干し方やアイロンの適正温度など、その服に適した取り扱い方を知ることができるので、必ず確認しましょう。

    

品質表示マーク

■付記用語はメーカーが推奨する扱い方

服のタグには、取扱表示記号とともに「付記用語」と呼ばれる注意事項も記載されています。
取扱表示記号が国際規格で定められた世界共通のものであるのに対し、付記用語にはメーカーが推奨する製品の扱い方が書かれています。
付記用語は短い一文で、洗濯の際に気を付けてもらいたいことや使用するものなど、取り扱う際に知っておいた方がいい情報が示されています。
取扱表示記号だけでは伝えきれないことが記載されているので、取扱表示記号と併せて確認する習慣をつけましょう。

    

タグ画像

■傷みを最小限に抑えた洗濯をしよう

自宅で事務服を洗う時に重要なのは、取扱表示記号と付記用語を確認することです。
このふたつを見れば製品に適した取り扱い方法を知ることができるので、必ずチェックするようにしてくださいね。
事務服を長持ちさせる方法は洗濯をしすぎないことですが、ご紹介した方法で洗濯すれば傷みを最小限に抑えつつ洗うことができます。
製品ごとに適切なお手入れを行い、事務服をきれいで清潔に保ちましょう。

 

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