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ユニフォームメーカーの矜持とこだわり。
社長に叱られても貫いた、
RASHIKIの品質について。
RASHIKI
RASHIKIのエプロンやシャツ、パンツは、どれも1万円を超える価格設定。どうしてこの価格設定なのか?普通のユニフォームやアパレルとはどう違うのか?RASHIKIに興味を持ってくださっているみなさまに知っていただきたい、RASHIKIの品質についてご紹介します。
「毎日着られる」服にするために
RASHIKIのエプロンやシャツ、パンツは、どれも1万円を超える価格設定。どうしてこの価格設定なのか?普通のユニフォームやアパレルとはどう違うのか?RASHIKIに興味を持ってくださっているみなさまに知っていただきたい、RASHIKIの品質についてご紹介します。
機能性——作業のしやすさ
RASHIKIの企画・販売は、ユニフォームメーカーのサーヴォが行っています。だから、仕事服の機能性に関する知見を十分に反映しました。
全てのアイテムは公的検査機関による色落ち、ピリング(毛玉)、強度等の検査をクリアしており、日光に当てても変色しづらいことや、1万回以上の摩擦に耐えることを確認しています。
エプロンドレスとシャツ(白・黒)には、撥水加工(通気性防水加工)を施しています。
またこれにより、汚れがついても繊維の奥まで入り込みにくく、とれやすくなっています。
生地にハリ感があることもあり、濡らした布で軽く払ったり掃除機で吸ったりすることで、簡単に汚れが落ちるようになっています。
一方で、胸当てエプロンとパンツの生地には、あえて撥水加工や機能繊維は使用していません。こちらは汚れを防いだりシワがよらないようにしたりするのではなく、ビンテージジーンズのようにその使用感が「味」になっていくことを目指しています。そのために、同じアイテムでも色によって染め方を変え、新品でありながら既に経年変化したような、微妙な表情を持たせています。
着心地——身体に馴染んでいく
耐久性と着心地の良さの両立は、実は一番苦労したポイントでもあります。従来のユニフォームは着心地にあまり注意を払ってこなかったからです。
肌ざわりの良さを考え、全てのアイテムが綿混。ご家庭で洗濯しても縮んだりごわついたりしないよう、縫い上がった商品は一度専用の洗濯機で洗う「製品洗い」をかけています。洗うことで生地に良い風合いを生み、着るほどに肌になじむよう仕上げました。
生地の風合いの微妙なニュアンスを出すため、実は同じアイテムでも色ごとに染め方も型紙のサイズも変えて作りこんでいます。高い技術力が必要なため、RASHIKIの商品は全て日本製です。
デザイン性——いつまでも愛せるように
「着たい」と思えるものでなければ、仕事という大事な場面で使っていただくことはできないと考えています。
ぱっと見はシンプルに、紐の配色やディテールにはこだわって、愛着を持ってもらえるように。
お手持ちの服と合わせやすいこともご好評いただいています。
「原価率が高すぎる」社長に叱られても変えられなかった、品質と価格。
RASHIKIは、少人数チームから立ち上がった、社内ベンチャーのようなプロジェクト。
社長による企画書の確認段階では、通常のアパレルで20~30%の原価率が、RASHIKIは50%だったことから、「原価率が高すぎて利益が出ない。経営者としてこんな企画にGOサインは出せない」と言われてしまいました。
生地を変更したりすることも考えましたが、どれも「毎日着られる」というコンセプトから外れてしまう。価格を上げてしまうと、使う人に汚れへの「恐れ」が出てしまう。
どうしてもこの製造方法、仕様、価格でなければいけないことを再度社長にアタックし、当初の予定より半年以上遅れつつ、RASHIKIの発売は実現しました。
毎日着てほしいからこその品質。
RASHIKIは仕事着というカテゴリ。通常のアパレルとは異なり、毎日着ることを考えて作っています。
着用する人の定番になりたいから、この品質、この価格でお届けします。
そして、作っている私たちもまた、着てくださる皆様と一緒にRASHIKIを育てていきたいと思っています。
実際にRASHIKIを使ってみて良かったこと、または良くなかったことがありましたら、ぜひ下記のアンケートフォームよりご意見をお寄せください。既に回答いただいた方も、使っているうちに感じたことなどがありましたらぜひ、再度ご回答ください。
また、RASHIKIを使う上でご不明な点やお困りのこと等がございましたら、下記までお問い合わせください。
info@style-ist.jp